なぜトップレベルの試合の映像を見せるのか。~良太解釈~

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みなさんこんにちは。ご無沙汰しておりました。良太コーチこと、津田良太です。本日も前回に引き続き、“闘う”ということを念頭に書きたいと思います。

本日は「マッチDVDを観ることの価値について」です。これには僕なりにオススメしたい理由が2つあります。

 

1つ目、「見ていると知らず知らず、できるようになるから。」

スポーツにおいて、イメージトレーニングの重要性は近年声高に叫ばれております。我が母校順天堂大学の研究では(http://www.juntendo.ac.jp/hss/albums/abm.php?f=abm00008213.pdf&n=vol6_p166.pdf

クローズドスキル「ある程度形が決まっている技術」(キック、ターン、トラップ、ドリブル等)においてはある程度形があり、それぞれに差はあるものの、大きく形があります。そういったものに関してはイメージトレーニングの効果が大きいとされています。(ちなみにオープンスキルとは状況に合わせて臨機応変に発揮しなければならないスキル)

つまり、ハイレベルのスキルを繰り返し見て、頭に焼きつけることによって、そのスキルが速く身につくんです。場合によっては強烈に頭に焼き付いたことは一回でマネできたりもします。私も昔、よく海外のスーパープレーのニュース等を見ては学校でそれを友だちとマネしました。そうして、一個一個のスキルを抜き取って身につけて行きました。そうすると、それに近い状況が試合であったときに、体が無意識に反応するようになります。そうすることで、プレーの幅がどんどんと広がって行きます。

 

2つ目、「世界の闘う心をスタンダードにするため。」

ここは日本です。サッカー発展途上国です。農耕民族で闘う文化があまり無い国です。その中でそういった気持ちを涌き上がらせることは簡単ではありません。それは“ミラーニューロン”というものの働きがあるからです。人は他人の行動を見るとあたかも自分もそれをしているかのような感覚をもってしまいます。(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%B3)つまり、周りが死ぬ気で闘わない世界に身を置いていると、それが当たり前になってしまいます。しかし、そこでDVDを通して世界の一番激しい争いをしている人たちの闘う姿を繰り返し見ることで、逆にそれを自分がやっていることように感じることができるのです。これが積み重なれば、その姿勢が普通になってくるので、自然と激しく闘うようになってきます。

これも一つ目と同じことなのですが、1つ目は技術について、2つ目は闘う心についてでした。

 

つまり、激烈に、猛烈に、練習をすることも、大切なことですが、本当に質の高い集中した状態での練習は一日に1時間半ほどしかできません。それ以外の時間はいかに「休むか」ということが大切です。体は休めながらも、ハイレベルのイメージトレーニングをすることで神経は、技術は、心は、鍛えつづけることができます。そうすることで、また次の練習の質が上がるのです。小さなことからコツコツと。西川きよしも言っていましたよね。

 

サッカー選手としての価値が大きく決まってしまう19歳前後までの時間は限られています。それまでにいかに成長するのか。24時間、365日。誰よりも高いレベルへ行くために。皆日本代表やヨーロッパプロを目指す人は自分が世界のトップになるという誇りを忘れずに。

 

今回は「マッチDVDを観ることの価値について」でした。

 

良太コーチ

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