こんにちは。スソンコーチです。
久々(過ぎる)のブログとなってしまい大変申し訳ございません。笑
決して忙しいを言い訳にサボっていたわけでありませんが、中々コミュニケーションが取れない状況下でグラーナでの狙いや意図、思いについて少しでも伝わればと思います。
今回のテーマは「なぜ雨の中でのトレーニングをするのか」にしてみました。
勝手な解釈となってしまいますが、最近の子どもたちは雨の中でスポーツをしたり遊んだりすることがあまり好きではないのかなと思います。
(僕は幼少期に泥んこ遊びなどが大好きでした)
特にこの真冬の時期は体に堪えるので寒さとの戦いにもなり決して簡単なものではありません。
ただグラーナの活動場所は人工芝にシャワー付きクラブハウスもあるので、風邪を引くリスクを軽減させる状況下にあり、考えようによっては
- 厳しい環境下でも強くなる
- 着替えなどの準備で自主性も身に着く
- バルセロナのように濡れてボールが滑る状況でサッカーが出来る!
一見ネガティヴに見える環境が実はポジティヴであること、子供たちとっては「成長できるチャンスでもある」ことが伺えます。
技術的な部分でも、濡れたピッチは通常よりボールが滑るためドリブル・パス・ファーストタッチなどの技術がいつも以上に難しく、普段では意図的に水をまかない限りこういう状況にはなりません。
また雨が顔や目にかかり視覚が奪われることによって状況判断も難しくなってきます。
実際に僕がドイツ在住中に見学にいった、子どもたちが憧れるFCバルセロナのカンテラ(下部組織)のトレーニング時にはスプリンクラーで人工芝に水をまきわざとボールが走る状況を作り出していました。
上記に色々と御託を並べましたが・・・
・雨が降ったくらいで休むな
・逞しい子供に育ってほしい
・晴れてても風は引くよ
ということを伝えたいだけです。笑
昔のように恵まれていない環境の中で身に付いていたことが、現在は逆に恵まれ過ぎて身に付かないことが多くあると思います。
もちろん行き帰りの事故や持病を抱えている子供の状況も理解しながらも、子供たちには困難に立ち向かい乗り越える姿勢を少しずつ身につけてほしいと思いますし、つまらないか楽しいかというのは自分次第!ということも実感してもらえたら嬉しいです。
最近では雨の日が逆に楽しいとトレーニングに来る子も増えてきて非常に良い傾向にあります。
厳しいことをいいながらも、各々が壁を乗り越えた時にはしっかりと褒めてあげることも忘れずに指導に当たりたいと思います。
それではまた書きます!
スソンコーチ