【ブログ】研修報告(ドイツ)②
2020年3月2日いつもありがとうございます。
コーチとして勤務している黒木と申します。
連日、ニュースから流される情報で不安になったり、お子さんへのケアや心配事が増えたりと、皆さん大変な時間を過ごされていると思います。
政府からの休校要請、学校休校の決定、習い事の自粛などが重なれば 冷静になってくださいと言われても難しいものです。
家での時間が長くなればストレスが溜まるものですが、子ども達が少しでも楽しめるようにブログを書かせていただきます。
お子さんが、まだ低学年や幼児クラスの保護者さんは仕事をやすまなければならない難しい状況だと思います。 年末に書いた研修報告の続きですが、読み聞かせなどして頂けると嬉しいです。
去年の年末に1週間ほどドイツに渡り、指導者ライセンスの更新をしてきました。
ドイツでは よく電車とバスを利用しましたが、冬でもマスクをしている人を見つけることの方が難しいほどマスクをしません。
逆にマスクをしていると なんだコイツは?と見られたり、少し避けられたりしたのを覚えています。
傘についても 日本との文化の違いを見てとれますが、1日に1回は雨が降るような土地柄にもかかわらず 傘をもっている人が本当に少ないです。
普通に雨が降っていてもフードを被って傘をささない人が多いです。
ある日 バス停でバスを待っていましたが、その日も雨が降っていました。けっこうな雨です。
自分は傘をさしていたのですが、後から来た女性は傘をさしていません。
結構なずぶぬれ具合でしたので、一緒に入るかい?と聞いたところ喜んで入ってきました。
じゃあ傘持ってこいよ! とツッコミたかったのですが、なんで傘をささないんだい? と質問したところ、その女性が答えたのは。
「水だからね」
「会社で拭けば乾くからさ」 との回答。
なんかカッコいいな と思う自分と、ツッコミ所の多い人たちなんだな と正直感じましたが、文化の違いというのは面白いものですね。
さて 題名にもある研修についてですが、今回は更新のための講習でしたので1泊2日という短い日程で行われました。
まずは全員が集まっての自己紹介から、写真中央が今回の講師であるPomp氏です。
26名での自己紹介でしたが、アジア人は1人だけでしたので自分への自己紹介はみんなが注目してくれました。
笑いを取りながら自分の事や現在の仕事などを伝えることができ、初めての時は全然できなかったなあと懐かしい気持ちになりました。
今回のプログラムは上記の流れで行いました。
初日の10時からの理論の時間では〈自分たちの道〉と題して、ドイツサッカーとそのトレーニング哲学についての内容でしたが、今のドイツはよく言えば構築の段階から醸成の段階にあるのかなと感じました。
わるく言えば 新しい考えが出てきていない、もしくは打ち出せていないとも言えますが。。
自分がいた時はクロップの躍進と衰退、グアルディオラの招聘、ナーゲルスマンの台頭など、とにかく忙しく本当に寝るのがもったいなかった事を覚えています。
研修では、理論と実務を交互にこなす形で行われます。
いつも思いますが、とにかく意見を言う人が多いです。
それが合っていても間違っていてもです。
間違っていたり違った意見があれば、他の参加者がそれは違うと即座に反応が有ったりもしますし、ドイツ人は議論好きという一面も懐かしくみることができした。
負けず嫌いだからヒートアップすることも多々あります。
こんなおっさんたちでもパススピードやあたりが強かったりします。
そして負けず嫌い。
天気はいつもこんな感じですが、この日は良い方でした。
1泊の予定なので、朝の受付の時に1人部屋がいいか 相部屋でも構わないかを聞かれます。
毎回なんでもいいよと 答えるのですが、その場合は大抵 誰かと相部屋になります。
今回はこの人、マークスが一緒の部屋でした。
気のいいおっさんという感じですが、そのまんまです。
が、とにかく音が大きい!
話し声や鼻息、いびき、オナラなど全てがワールドクラスでした。
こんなマークスと仲良くなり、帰りは車で送ってもらい帰路につきました。
研修の細かい内容について興味のある選手がいたらなんでも答えますので、何か知りたいことがあったら是非聞いてみてください。
大変な状況ですが、落ち着いてこの状況に対応できればと考えております。
今後ともどうぞよろしくお願い致します。
黒木