こんにちは。リャンです。
先日発令された緊急事態宣言から1週間が経過しましたが、今尚、日本国内だけではなく世界規模で危機に直面しております。
通常でしたら新しいクラス・メンバーと一緒にフレッシュな気持ちで迎える時期ではありますが、とても残念な状況になってしまいました。
正直このような事態を望む人間なんて誰一人いないとは思いますが、現実的に起こってしまった以上は何よりも安全(命)が優先されながらも、 この状況をどのように乗り越えて成長に繋げていくか、それに尽きると思います。
当たり前の日常が当たり前ではなくなってしまったこと。
グラーナの練習中にも度々伝えてきた、サッカーが出来ることは決して当たり前だと思わないこと。
ここ日本で活動している現在も、腑抜けた姿勢で練習に臨んでいる選手たちを見るたびに訴えてきましたが、とは言いながらも貧富の差はあれどある程度不自由なく生活が出来る日本でそれを理解すること・体感することはまず不可能だろうと思っていたのも確かです。
今回のコロナの件とは別で、世界中には色々な事情でサッカーをしたくても出来ない人たちがたくさんいることを実際に見てきました。
しかし僕自身も長く日本で暮らしていることで、口ではいいながらも現地で目の当たりにした当時の心境が無意識のうちに風化されてしまっていたかも知れません。
「今すべきこと・今できること・今しかできないこと」
サッカーの出来る幸せを再認識できる時間にしながら、行動が制限された中でどのように自分自身を高めるか。
個人的に連絡先を知っている選手に向けては、不必要な外出自粛を守りながら普段できないことや今しかできないこと(例えば好きなことのための勉強など)に使うための大事な時間にするようちょくちょく促しています。
実際に保護者さんから、僕が送ったyoutubeの英会話動画を見て勉強を始めたり、ドイツ語で書かれた練習レポートを渡して辞書片手に解読している模様など(笑)、行動に移そうとしていることは嬉しかったですし、少しでも語学の必要性を感じたり興味を持ってくれたら何よりです。
子どもたちの多くが目標とする『海外でプロサッカー選手になること』
そのためには最低限英語が出来なければ話になりません。
今の時代、いくらでもお金をかけずに勉強するツールが存在している以上、勉強が出来ない言い訳は利かなくなってきます。
コツコツ努力すること。
これは時代が変わっても一生必要な要素かなと思います。
ふたたびサッカーが出来る日がきたとき、この自粛期間を有意義な時間として活用していたのか?それともクソ人間に成り下がるような生活をしていたのか?
再開の時にハッキリ明暗が分かれているはずです。
皆さんも健康と安全には十分ご配慮いただき、また元気な姿でお会いしましょう。
僕自身もパワーアップしてるように、この時間を大事に使いたいと思います。
Bis dann
スソンコーチ
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